ヒビも骨折って知ってましたか？

本日のテーマは骨折の種類についてです。

骨折はその程度によって完全骨折と不全骨折の二つに分けられます。

【完全骨折】

骨と骨が完全に断裂してしまっている状態です。一般的に「骨折」と呼ばれるものは、この完全骨折を指します。完全骨折は骨が折れた方向によって、次の5種類に分類されます。

• ①横骨折…骨の長軸に対して垂直に折れる
• ②らせん骨折…骨の長軸に対してらせん状に折れる
• ③斜骨折…骨の長軸に対して斜めに折れる
• ④粉砕骨折…ひとつの骨が2つ以上の骨片に割れてしまう
• ⑤分節骨折…粉砕骨折の1種で、いくつかに分かれる

【不全骨折】

骨が完全に断裂しておらず、部分的につながっている骨折です。

いわゆる「骨にヒビが入った」状態ですが、医学的には骨折に分類されます。

骨にヒビが入った程度の「亀裂骨折」や、外見的には変化が見られないものの内部が離断している「骨膜下骨折」などがその典型です。

たまに骨にひびが入っていると言われて、折れてなくてよかったと仰る方がいますが、骨が壊れることを骨折と言います。 したがって、ヒビも骨折ですし、骨の一部分が欠けたり、凹んだ場合も骨折です。

骨折をしっかり治さないと骨の変形や関節の可動域が悪くなったりと後遺症が出てくる場合があります。

治療は怪我をした直後が特に大事になりますので後遺症で将来悩まないためにもしっかり治しましょう。

お身体のことでお悩みがありましたら一度狭山ヶ丘スポーツ接骨院までご連絡ください。

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