中学生・高校生のサッカー選手に多い腰痛|練習中に痛む原因と休む目安、受診・復帰まで

サッカーをする中学生・高校生の腰痛|練習を休む目安と受診・復帰の判断

サッカーの練習中や練習後に腰が痛むと、「練習を休むべき?」「少し痛くても続けて大丈夫?」と迷うことがあります。中学生・高校生は身体が成長する時期で、キックやダッシュ、方向転換などを繰り返す練習が腰の負担につながることもあります。

腰痛の原因は、筋肉の疲労だけとは限りません。この記事では、サッカーをする中学生・高校生が腰痛になったときの練習を休む・調整する目安、医療機関へ相談したい症状、競技復帰の進め方を解説します。原因や必要な休養期間は個人差があるため、症状だけで自己判断しないことが大切です。

腰痛があるとき、練習を休む・受診する目安

状態 目安となる対応
軽い痛みで、歩行や学校生活には支障がなく、練習を休むと改善している 痛みが出るキックやダッシュなどは中断し、練習後から翌日にかけて痛みが強くならないか確認します。次の練習でも痛む、または改善傾向がはっきりしない場合は、医療機関への相談を検討してください。
歩行や学校生活でも痛む、練習のたびに悪化する、強い痛みがある 練習を中断し、整形外科などの医療機関へ早めに相談してください。痛みが続く期間だけで判断せず、日常生活への影響や悪化の有無を目安にします。
足のしびれや力の入りにくさがある、転倒・接触後に強く痛む 練習を続けず、早めに医療機関へ相談してください。
尿や便が出にくい・漏れる、股の周辺の感覚が鈍い 速やかに医療機関へ相談してください。急に生じた場合や症状が強い場合は、救急受診も含めて対応を検討してください。

痛みを確かめるために、キックや腰を反らす動作を何度も繰り返すのは避けましょう。中学生・高校生は、保護者や指導者にも痛みの状態を伝え、練習内容を調整してください。

サッカーの練習中に腰が痛くなる主な原因

腰痛の原因は、痛む場所や動作、練習量、身体の状態などによって異なります。ここで紹介するのは一般的な例で、症状だけから原因を特定することはできません。

キックや走る動作による負担

キックでは、軸足で身体を支えながら、上半身をひねったり腰を反らせたりすることがあります。強いキックを繰り返す練習に、ダッシュの加速・減速、急な方向転換、ジャンプ後の着地、相手との接触が重なると、腰まわりに負担がかかる場合があります。練習量や試合数が急に増えたとき、疲労がたまっているときは、痛みや違和感が出ていないか確認しましょう。

筋肉や関節の痛みと、成長期の疲労障害

腰まわりの筋肉などに負担がかかって痛むこともあれば、成長期に腰を反らす・ひねる動作を繰り返すことで、腰椎に疲労が蓄積することもあります。腰椎分離症などの疲労障害が疑われる場合もありますが、腰を反らすと痛むという症状だけで判断はできません。練習を調整しても痛みが続く、または練習のたびに繰り返す場合は、整形外科などの医療機関で相談してください。

股関節などの動きや身体の使い方

股関節や足首の動かしにくさ、身体の左右差、走り方やキックのフォームなどが、動作中の負担の偏りに関係する場合があります。ただし、フォームや身体の硬さだけを腰痛の原因と決めつけることはできません。

練習を休む・調整するときの考え方

腰痛があるときは、痛みを起こす動作をいったん中断してください。歩行や学校生活に痛みがある場合、練習のたびに痛みが強くなる場合は、サッカーの練習を休み、医療機関へ相談しましょう。

痛みが軽く日常生活に支障がない場合でも、痛みを我慢してキックやダッシュを続けるのは避けます。痛み止めなどで症状を隠してプレーすることも控えてください。休む期間を一律に決めるのではなく、原因や症状に合わせて判断する必要があります。

期間だけで受診の要否を決めず、練習を休んでも次の練習日に痛みが残る、再開すると同じ痛みが出る、改善傾向がはっきりしない場合は、医療機関への相談を検討してください。歩行や学校生活にも影響する場合は、様子見を続けず早めに相談しましょう。

自宅で様子を見る場合に記録しておくこと

痛みが軽く、歩行や学校生活に支障がない場合は、痛みを起こす練習を避けながら、次の点を記録しておくと受診や相談時に役立ちます。

  • いつから、腰のどのあたりが痛むか
  • キック、ダッシュ、腰を反らす動作など、痛みが出る動き
  • 練習中・練習後・翌日のどのタイミングで痛むか
  • 最近、練習量や試合数が増えていないか
  • 歩行や学校生活でも痛みがあるか

痛みを確かめるための反復運動や、強く腰を伸ばす・ひねるストレッチは控えましょう。痛みが強くなる、日常生活にも影響するなどの変化があれば、自宅で様子を見続けず医療機関へ相談してください。

受診から競技復帰までの進め方

復帰の段階や期間は、原因や症状によって異なります。腰椎の疲労障害などが疑われる場合は、整形外科で診察や画像検査が必要になることがあります。強い痛み、長引く痛み、繰り返す痛みがある場合は、接骨院だけで判断せず医療機関へ相談してください。


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運動しているのに腰痛が治らない…その理由は“フォーム”かも?

以下は、運動負荷を一度に戻さず段階的に上げ、各段階で症状を確認する一般的な考え方です。復帰に必要な条件や進め方は、診断や医師の指示、本人の状態によって異なります。腰椎の疲労障害などと診断された場合は、自己判断でこの順番を当てはめず、医師の指示を優先してください。

  1. 痛みの状況を整理する:痛む場所や動き、練習量、日常生活への影響を確認します。
  2. 必要に応じて医療機関を受診する:診察や検査を受け、医師の指示がある場合はその内容を優先します。
  3. 段階を分けて練習へ戻る:日常動作、軽い走行、ボール練習、対人練習、試合形式の順に、状態を確認しながら負荷を上げます。
  4. 各段階で痛みを確認する:運動中だけでなく、練習後や翌日に痛みが強くならないか確認します。

次の段階へ進む一般的な確認項目は、日常動作や現在の練習段階で痛みが出ないこと、練習後や翌日に症状が悪化しないことです。痛みが出た場合は無理に進まず、負荷を下げてください。痛みがないことだけで復帰可能と判断できるわけではありません。復帰の判断には、診断や医療機関の指示、競技動作への対応状況も関係します。

狭山ヶ丘スポーツ接骨院で相談できること

狭山ヶ丘スポーツ接骨院では、柔道整復師がスポーツ障害や成長期のケガに対応し、競技復帰までを見据えた評価と運動指導を行っています。スポーツに取り組む学生の来院が多く、ケガの施術のほか、日常的なケアやトレーニング目的で利用される方もいます。

「キックやダッシュで腰が痛む」「練習を休んだ後、どのように運動を再開するか迷っている」「練習量をどう調整すればよいか相談したい」といった場合に、痛む動作や練習内容、日常生活への影響を伝えて相談できます。必要に応じてエコーを用いた状態確認を行い、外傷に対する処置・固定にも対応しています。

相談時には、痛みが始まった時期、痛む動き、練習中・練習後・翌日の変化、練習量や試合数の変化を伝えると、状態や困りごとを共有しやすくなります。エコーによる確認だけで腰椎の疲労障害などを判断できるとは限りません。強い痛みやしびれがある場合、歩行や学校生活に影響する場合、痛みが続く・繰り返す場合は、整形外科などの医療機関への相談を優先してください。

狭山ヶ丘スポーツ接骨院
所在地:埼玉県所沢市東狭山ケ丘2-2988-9
電話番号:042-941-4448
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保護者の方へ:痛みを隠さず相談できる環境を

試合に出たい気持ちやチームへの遠慮から、痛みを伝えずに練習を続けてしまうことがあります。本人と、どの動きで痛むのか、練習後や翌日に変化があるかを確認し、必要に応じて指導者とも共有してください。歩行にも影響する、痛みが強い・繰り返す場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

まとめ|痛みが出る練習はいったん止め、状態に合わせて復帰する

サッカーをする中学生・高校生の腰痛には、キックやダッシュによる負担、身体の使い方、成長期の疲労障害など、さまざまな要因が考えられます。痛みが出る動作をいったん中断し、歩行や学校生活への影響、練習後から翌日にかけての変化を確認しましょう。

強い痛み、しびれ、歩行時の痛み、繰り返す痛みがある場合は、整形外科などの医療機関への相談を優先してください。症状が落ち着いてからは、運動中と翌日の状態を確認しながら段階的に練習へ戻します。練習の調整や運動再開の進め方に迷う場合は、相談時に痛む動作や練習量、日常生活への影響を伝え、狭山ヶ丘スポーツ接骨院へ相談できます。

狭山ヶ丘スポーツ接骨院の予約はこちら
電話でのお問い合わせ:042-941-4448

参考資料

  • 日本整形外科学会・日本腰痛学会監修『腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版』南江堂
  • Ardern CL, et al. 2016 Consensus statement on return to sport from the First World Congress in Sports Physical Therapy, Bern. British Journal of Sports Medicine. 2016;50:853-864.

※段階的に運動負荷を上げ、症状を確認しながら復帰を進める考え方は一般的な目安です。腰痛に対する復帰手順を一律に定めるものではありません。原因や診断によって必要な対応は異なるため、医師の診断や指示がある場合はそちらを優先してください。


腰痛が練習中や練習後に続く、どのメニューを休めばよいか迷う場合は、まずは症状や痛みが出る動作をご相談ください。狭山ヶ丘スポーツ接骨院では身体の状態を確認し、必要に応じて医療機関の受診もご案内します。歩行時の痛みや強い痛み、しびれがある場合は、先に整形外科などの医療機関へご相談ください。

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